トムソン処理や箔押しなど印刷後の加工もハイレベルに
印刷機はもちろんのこと、印刷後の加工機に関しても多様なニーズにお応えできる設備を整えています。
加工設備紹介
刷版・CTP
フィルム刷版(コバステップ)
刷版とは、印刷機に直接取りつける版のこと。当社は完全一貫生産のため、刷版も社内でおこなっています。フットワークの軽い体制を整え、作業効率をアップさせることで短納期につなげます。
CTP刷版
CTPとはフィルム出力を行わずに入稿データから直接刷版する設備です。毎回改版になる事が多い昨今、使い捨てのフィルム出力が不要になります。また、フィルム刷版よりも高精度で安定した刷版により、さらなる高品質を実現します。
トムソン
トムソン機
ベニヤ版の台に刃を固定した木型を使って、印刷物をパッケージの展開図の形に打ち抜く作業。この段階でパッケージ折り目加工を施します。打ち抜き位置にズレがないかを、カメラ検知器で厳重に監視しています。
トムソン製品落丁
トムソン処理によって打ち抜かれた印刷物の抜き作業と同時に、必要のない部分を取り除きます。機械化によってスピードアップと品質の安定を実現しています。
落丁機
無数の支柱をあらかじめ空けられた穴にセットし、カス落としをおこないます。写真のような円形のものをはじめ、複雑な形状にも対応可能。手作業では防ぎにくかった手垢の付着もないため、食品容器の制作に適しています。
★こんな商品に!
・食品容器 ・紙製コースター
箔押し機
金や銀の美しい箔を転写し、パッケージに高い付加価値を与える箔押し機。フィルムに蒸着した箔を金型で加熱圧着(プレス)するため、ホットスタンプとも呼ばれます。
・ハイデルベルグ・プラテン1台
・アップダウン(30×50cm)(20×30cm)2台
サックマシン
ナカタニではどんな形態にも対応できるよう、大型から小型までさまざまな種類のグルアーを数多く揃えています。展開図の形に打ち抜かれた印刷物を自動で折りたたみながら、同時に接着剤で貼り合わせていきます。パッケージの形になったものはコンベアの上で検品後、出荷工程へすすみます。
製函機
製函機8台、弊社独自の技術である8ヶ所貼りは製品のコーナーが従来の4コーナー貼りに比べると格段に強くなっております。1コーナーが3枚重ねとなり、強度が増すばかりでなく、隙間がないので水漏れに強いことも特徴です。
どんな形にも迅速に対応できるよう、大型から小型まで様々な種類の製函機を揃え、使い分けています。
8ヶ所貼り製函(Delta-Double貼り)のメリット
100%下請け・完全一貫生産にこだわります
一貫生産体制を確立することで「パッケージづくり」のプロフェッショナルとして、お客様のよきパートナー、縁の下の力持ちとして、欠かせない存在を目指してまいります。