食品パッケージや高級美粧箱に最適なUV印刷
UVとはUltra Violet(紫外線)の略。紫外線は、物質に大変強い化学変化を起こさせる力を持っています。UV印刷は、紫外線のこの性質を利用し、インキ(感光性樹脂インキを使用)を瞬時に硬化させる印刷加工技術をいいます。通常の印刷機の最終工程に紫外線照射ランプが取りつけてあり、印刷物がその下を通過する際にインキ皮膜を瞬間硬化。わずか0.3〜0.5秒の早技です。これにより、裏移りの心配がない、特殊な素材に印刷が可能、食品パッケージに最適など、従来の印刷では難しかった様々な問題をクリアしました。
UV印刷でパッケージを作るメリット
納期を大幅に短縮
UV印刷の場合、瞬間硬化によって乾燥を待たずにすぐ次の工程に進めます。当社独自の一貫生産体制との相乗効果により、大幅な納期短縮を実現します。
食品パッケージなどに最適
裏移り防止パウダーを必要としないUV印刷では、パウダーの付着が厳禁とされる食品パッケージなどに最適です。表面にフィルムを貼る場合などは、気泡ができず美しい仕上がりとなります。
UV印刷なら特殊な素材にも印刷可能
従来の印刷では困難とされてきた、メタル系やホイル系の紙表面加工紙などの特殊紙も、乾燥が不要なUV印刷なら美しく印刷することができます。
優れた耐摩耗性、経時劣化も少ない
硬くて強い皮膜を形成し、油性インキの問題点である「色落ち」を防ぎます。また、水分や溶剤類に対する耐久性も優れています。
UV印刷によるパッケージ製作事例紹介
UV印刷ならではの特性を活かし、お客様の抱えておられた問題を解決したパッケージ製作事例をご紹介いたします。
食品パッケージの見た目・機能性を両立したい
既存のギョウザ箱で従来、油性で印刷をしていたが印刷汚れや変色が多く、裏移りもするとのことでUV印刷のご依頼があります。弊社でUV印刷した結果、印刷汚れ・変色・裏移りもない美しい仕上がりとなり、お客様に大変喜ばれています。
化粧品の高級感を紙パッケージで表現したい
化粧品はイメージが重要なので、高級感を演出するため特殊紙や高級紙での印刷が求められます。そこでは細かい色指定があり、印刷の色の統一が求められます。油性印刷は乾き具合で変色しやすいので、このような要求度の高い印刷は不向きですが、UV印刷は速乾性のため、変色の心配がなく統一した色の表現ができるので、お客様に大変喜ばれています。
UV印刷専門の最強下請けパートナー
ナカタニは、UV印刷・パッケージ印刷を専門に、最強の下請けパートナーとして一貫製造体制を整えております。多彩な印刷機をそろえ、お客様のご要望に柔軟に対応可能です。また、検査機や最新設備の導入により、さらに一段上の品質を約束いたします。